【天使になった長男のこと(1)】妊娠するまで。
9年前の2013年1月に入籍、4月に結婚式を挙げました。
当時、私36歳、夫は35歳。
私はメーカーの営業事務として働いていました。
この頃は残業も多く独身時代と変わらず、帰りが夜10時11時になることも。
その頃は子どもは自然にできたらいいけど、積極的には…という感じで。
のーんびり。のほほーん。と構えていましたね。
7月にハネムーンのメキシコから帰ってきて、
本格的に子づくりを始めるもなかなかうまくはいかない現実に気づき始め…。
まぁ歳も歳だし(当時36)、なんとなく不安があったので情報を集めて
妊娠によいとされるものは試してみたけど、やっぱりダメ。
近所の一般の産婦人科に相談しましたが、
『まだ(焦るのは)早いんじゃないの?』と相手にしてもらえず…
同じくベビ待ち中の友人たちにも相談し
12月に初めて不妊専門のクリニックデビューしました。
いろいろ検査をした結果
多嚢胞性卵巣症候群(PCO)と子宮筋腫があることが判明。
まずは自然タイミング療法を続け
クロミッドで誘発してのタイミング、
そして人工受精にチャレンジするものの、見事撃沈。
仕事と通院の両立の難しさ、通うことへのストレス、
結果が出ないことの苦しさに心が折れ、いったん治療をお休みしました。
お休み期間中、もしかしたら案外すっとできるかも…と
淡い期待を抱いていましたが、
仕事がさらに忙しくなり、人間関係でのストレスも重なり、
まっっったくできる気配がありませんでした。
このまま妊娠から遠ざかってしまうのでは…と危機感が募り、
37歳の誕生日に治療を再スタート、
転院を決意し新しいクリニックの扉を叩きました。
前のクリニックは評判はよかったのですが、
それ故にいつも混んでいて予約も取りにくく、通うのがすごく大変だったし、
診察が流れ作業的で相談しにくい状況でした。
先生はいい人でしたが、いつも忙しそうで。。。
なので転院先を決めるにあたっては、
とにかく無理なく通えることが重要で、
職場からひと駅離れた駅ビルに新しくできるクリニックで通いやすいこと、
20時まで受診可能なこと、
新しいといっても系列のクリニックがこの地域で5つ以上あり
実績は豊富なことなどが決め手になり、
このクリニックを選びました。
そこで人工受精に2度チャレンジしましたが、
残念ながら結果は出ず。
2回ダメだったら体外受精にステップアップしようと決めていました。
先生もその方がいいでしょうと。
仕事の帰りが遅いこと、ストレスフルな職場環境なこと、
体力的に疲れやすいことが悩みの種でしたが、
幸いにも家事にも治療にも理解してくれ、
協力的な主人のおかげでなんとか続けられていました。
次へ続きます。
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