『ゆるす』こと・『ゆるめる』こと。

今年も残すところ1日となりました。

どんな年末をお過ごしでしょうか?

私は…大掃除は手放しました笑

毎年義実家に帰省するのでおせちは作らないのですが
今年は『腎』を強化する黒豆を煮て
(我が家の黒豆は、お砂糖なし、みりんとはちみつだけのやさしい甘さ。
糖質は制限するのではなく良質な糖の選択を♡)

そして午後からお墓参りに行き、
今年1年、家族全員健康に過ごせた感謝とご挨拶をしてきました。

 

それから、ジブンメンテナンス。

お世話になっている鍼灸師さんに、鍼、お灸や、吸い玉、氣功…
その他さまざまな技で全身を整えてもらい、
来年へのパワーを注入してもらいました。

先生とのお話も食についてやからだのことなど、考え方が似ていて話が尽きず
施術家としてもとても勉強になるので、私のパワースポットなんです♡

 

整えてもらったあとは、肩が開き、呼吸がしやすい。

顔色もよくなり目もよく見える!

からだ全体がゆるんだのがよくわかります。

しばらく間が空いてしまっていたのですが、
やっぱり定期的なメンテナンスは大事だなぁと実感しました。

からだは、忙しさや寒さ、ストレス…などで知らない間に
ガチガチに固まってしまうので、
意識的にゆるめることが必要だなと感じます。

 

ただ、お客さまの中にも

「力の抜き方がわからない」

「休んでいいと言われても、休み方がわからなくて」

という方がいらっしゃいます。

中にはじっと座ることさえ苦手、とおっしゃる方も。

私もそうだったので、よーーくわかります。

それ、がんばりやさんにとても多いんです。。。

 

『力がずっと入っている』ということは、
一日中小走りで過ごしているような状態。

だから人に比べて疲労感を感じやすかったり、
筋肉が縮こまっている状態が長いため、
からだの柔軟性を活かせなくて
不調の原因となったりします。

人間もゴムと同じように、ずっとテンションをかけて緊張させていると、
限界が来るとプツンと切れてしまうんですよね。

瞬発力で力を入れて踏ん張ることも時には必要ですが、
普段はなるべくゆるませてあげた方が、
からだのパフォーマンスがよくなったりします。

 

ここも、『陰』(休む)と『陽』(動く)のバランス、なんですよね。

『陰』が充分あることで、『陽』がうまく働けるのです。

 

そうは言ってもどうしても力が抜けない時は…

まずは、呼吸を意識してみる。

力が入っている時や仕事に集中している時は呼吸を止めていたり、
そわそわ落ち着かない時や焦っている時は呼吸が浅かったりします。

 

普段、当たり前すぎて忘れがちですが、
からだの細胞の隅々に酸素を送り、
生命エネルギーを生んでいくための呼吸は
とっても大事なんです。

たかが呼吸、されど呼吸

口からゆっくりと息を全部吐き切り

ゆっくり鼻から吸う。

その『呼吸をする』ことだけに意識を向けて、
少し繰り返してみてください。

 

◎ゆるむことができない原因は…

ところで。

力が入っているとき、ゆるめることができないときって、
何か『許せない』ものがあったりしませんか?

あなたのまわりの許せない出来事、許せない誰か。

いらいら、怒り、恐れ、不安、失意、悲しみ……。

こうした感情はからだを縛ります。

それは、他人や物事への許せない感情だけではなく、

自分自身に対しても。

『きちんとしなきゃ。』

『休むなんて怠けてる。』

『◎◎なんだから、〜すべき。』

そんなふうに自分を縛ってはいないでしょうか。

 

もし、当てはまったら

少し自分を許してみませんか?

 

◎『許す』ことは『緩す』こと。

『許す』という言葉は、

実は、

縛っている縄を緩める意味の語幹、【ゆる】からきています。

つまり、

『許す』と『ゆるめる』は同義語、

【縛りを緩(ゆる)くする】ことが 『ゆるす』だったのです。

『許せないこころ』は最もからだを緊張させて

筋肉を硬くしたり、自律神経やホルモンにまで影響を与えてしまうのだそう。

自分に対して厳しかったり正義感や責任感が強いことは素晴らしいことですが、

それが強すぎるとからだもこころもガチガチに固めてしまい、

自分自信を苦しめることになりかねません。

深い怒りや悲しみを抱えて生きていくと、

自分が自分らしくのびのびと振る舞えなくなり、

生きづらくなってしまいます。

 

許すことは、誰のためでもなく、

あなたのこころとからだのために必要なことなのです

 

怒りや悲しみを感じることは自然なことで、悪いことではありません。

深く傷ついて泣くことも、人間としてあたりまえの感情です。

怒ったり悲しむ自分、涙を流す自分も認めて愛してあげましょう。

 

◯許せない自分をまず許してあげましょう。

◯誰のためでもなく、自分自身のために許しましょう。

 

私自身、手放したと思っていた自分自身への許せない想いが

まだ残っていることに先日、氣づきました。

氣づいたときは、涙が止まりませんでした。

そして、許そうと決めてから、こころのつかえがすっと取れたように、

軽くなり自由になれた氣がしています。

 

もしも、からだがゆるんでないかも…と感じたら、

他人や物事、自分自身に対して許せないことがないか、

振り返ってみてくださいね。

もしあるなら、少しずつそれを手放していけると、

からだもこころもゆるんで楽になれるはずです。

 

「ゆるす」とは
過去の出来事へのとらわれを手放し
相手を責めることをやめ
今、この瞬間のやすらぎを選択することです

 

それでもゆるむって難しい…

という方におすすめなのが『ヨガニードラ』。

 

ヨガニードラとは、『寝たまんまヨガ』、『眠りヨガ』とも呼ばれる

仰向けになって行うヨガです。

ヨガというよりも誘導瞑想の一種です。

1時間のヨガニードラで4時間分の睡眠にも匹敵すると言われるほど、

リラクゼーション効果が高いため、疲れている方にもおすすめです。

(詳しくは→「ヨガニードラってなに?」

 

 

私の来年の目標は

 

◎自分をゆるし、すべての人をゆるす
 ー大きな愛でなにものにもとらわれず、自由になる

 

です。

 

一緒に、ゆるゆるしましょ♡

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