【天使になった長男のこと(2)】ついに妊娠、、、
妊活記録の続きです。
2015.1 採卵周期。アンタゴニスト法での採卵で、採卵数23個。
そのうち凍結できたのは胚盤胞8個、初期胚4個。
たくさん採れすぎたためにOHSS気味になり、金額も約60万円と高額に。
2015.2 鍼灸院へ週1で通い始める。
2015.3 1周期あけて1回目の移植。胚盤胞1個。
結果は陽性だったものの（hcg44.7）胎嚢確認できず。
2015.5 移植2回め。初期胚1個。
なぜか移植後に全身じんましんが出る。結果は陰性。
2015.6 移植3回め。胚盤胞1個、SHEET法あり。
今回は移植前から咳、高熱が出て苦しむ。
結果はhcg25でいちおう陽性だったが、やはり胎嚢確認できず、化学流産。
2015.7 移植4回め。胚盤胞1個、SHEET法あり。hcg0.1陰性。
この後、気分転換をちょっと。
不妊治療中はなかなか旅行や遊びの予定が立てられずもやもやしていましたが、
「妊娠したらできないことをやろう」と大好きなミスチルのライブ、
大阪旅行（吉本新喜劇❤︎）を楽しみました。
ヨガにも通い始め、疲れにくくなり身体の凝りも軽くなる。
2015.8 移植お休み。子宮内膜組織採取をして、着床率を上げる作戦へ。
あわよくば自然妊娠を目論むも、案の定失敗。
2015.10 移植5回め。胚盤胞2個。今回は期待が膨らんだが、hcg0.1。陰性。
傷心を癒すためと最後の神頼みに出雲旅行へ。
長年行きたかった場所に行けたこと、
美味しい海鮮をたくさん食べられたことで、
本当に心が満足『もう思い残すことはない！』と感じ、
余分な力が抜けた気がします。
ちなみにこの旅行でたまたま立ち寄った
「堀江薬局」さんの薬膳茶『ご縁授茶』が美味しくて、
定期購入して毎日飲み始める。
ここでの堀江薬局さんとの出会いが私の人生を大きく変えることになるとは、
この時は知る由もなかったのです。（ドラマのナレーション風w）
2015.11 ついに、6回めの移植。初期胚1個＋胚盤胞1個の2段階移植。
結果はhcg327.1。陽性！
その後胎嚢確認（1個）、心拍確認…9週で無事に卒院。
実は、６回移植をしてダメだったら諦めようか、
と話をしていたので、本当に最後のチャンスでした。
（当時のブログより）
この時、妊娠するためにしていたことは
引き寄せの法則を軽い気持ちで始め、効果は半信半疑でしたが、
始めてから自分の気持ちに変化が起きたのは間違いないです。
毎晩自分の描く理想の将来のことをイメージして眠りにつくことで、
脳がリラックスして普段より目覚めがよかったし、情緒が安定していました。
超ネガティヴ思考な私が、わりと楽観的になっていき、
仕事のストレスも前ほど感じなくなり、それによる身体の不調も減りました。
ベビ待ちに対しても、気持ちが自然とニュートラルに入ったというか。
余計な力が抜けて、赤ちゃんが入ってくるすき間ができたのかもしれない、
と思っています。
もちろん、私が妊娠できたのは高度生殖医療の医学のおかげであり、
クリニックの先生、看護師さん、培養士さん、スタッフの方々が
親身になり寄り添って下さったことで諦めずに続けられた結果だと思っています。
ただ、治療を始めた頃は、精神論やスピリチュアルなものは
全く無意味だと思っていましたが、
今は心理的要因も妊娠成功に大きな影響があると感じています。
鍼灸、ヨガや薬膳、漢方などの東洋医学も然り。
最初は『とにかく身体にいいこと！』を優先してやっていましたが、
最近では『とにかく気持ちがよくなること！』を選んでやっていました。
そうしないと続かないから。
いろいろな方のブログや妊活サイト、メルマガ…
溢れる情報を参考にし流されまくって右往左往し笑、
ありとあらゆることを試行錯誤した結果、
何がよかったのか？なんて、素人の私にはわかりません。
今回妊娠できたのだって、私の身体的な状態と精神的な状態と
卵の状態がたまたまいいタイミングで合致したから、かもしれません。
人によって妊娠しにくい原因、抱える問題、取り巻く環境はさまざまです。
だから、私がしたことが誰かにとって参考になるとは言えないと思いますが、
なにかしらのヒントにはなるかもしれない…なってくれたらいいなと思います。
ここに、今の私の原点がありました。
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